myCobot 280 Piの台座を作ってみた

myCobotの本体を買ったのはいいのですが必要に応じて周辺機器やアクセサリーをいろいろ買い揃えたいところです。

取り急ぎmyCobotを動かしているとすぐ倒れてしまうのでそれを防ぐために台座を用意するところから検討を始めました。

で調べてみると、やはり純正品特有のプレミア価格がついててとても自分で買おうと思わないんですよね…

myCobot 280用Gベース(クランプ)www.switch-science.com

myCobot 280用フラットベースwww.switch-science.com

それにクランプは写真でみる限り明らかに普段使っている机のサイズに合わなくて固定できませんし、吸盤にいたっては表面の粗い木製の机なので吸盤は外れやすいです。

それであれば自分で作ってしまったほうが早いし安上がりですよね。

というわけで今回はmyCobot用台座を安く作るようにしてみました。

ハードウェア情報の確認

まずはハードウェア情報を確認してみます。

M5 Stack版では上からネジをさして台座を固定できるようになっています。

一方、こちらがRaspberry Pi版のハードウェア情報。穴の配置は全く一緒ですが、ネジの経が違うのと下から固定する想定です。

買い出し

ハードウェア情報を元に台座には以下の材料を用意しました。

  • 板材
  • M4ネジ
  • ゴム足

ネジ以外はカインズで買い揃えました。(ネジは奇跡的に家に残ってました)

工具も買ったので少し高めですが、工具抜きであれば数百円で必要なものは揃います。

ハードウェア情報をM5版と勘違いしてネジを買い間違えました…

組み立て

買ったドリルの経が狭くてネジがうまく入らず無理やりこじ開けてなんとか対角線上にはネジを差し込むことができました。

myCobotの方のネジ穴が結構ギリギリなのでまっすぐ挿すのに一苦労です。木の机なのでおいてみると意外としっくり来ますね。

動かしてみた

台座に固定したところで試しに以前動作確認用に作った簡単なデモを動かしてみました。

supernove.hatenadiary.jp

これも動かすだけですぐ倒れてしまいますが台座のおかげで安定するようになりました!

#まとめ 今回はmyCobot用の台座を自作してみました。

ドキュメントのハードウェア情報を頼りになんとか作ることができました。

M5版とRaspberry Pi版では規格が違ってある意味勉強になりました。

なにより、純正品のアクセサリよりも格安に作れたのがデカイですね。

あんまり違和感ない感じになったので気が向いたらちゃんと程よい太さのドリルビット買ってきて穴を広げようと思います。