M5Stack Core S3を動かしてみた

お久しぶりの投稿です。

ここ数ヶ月仕事でいっぱいいっぱいでなかなかブログを更新する気力もありませんでしたが、仕事が少し落ち着いてきたので久々にブログを更新してみます。

今年の連休にM5Stackのメンバーが来日してジャパンツアーとして全国各地でイベントがあり、その東京会場に参戦するべく東京に遠征してきました。

Twitterでしか見かけなかった方からお久しぶりな方までお会いすることができて最高に楽しい時間でした。

このイベントでM5StackのCEOであるJimmyのセッション中にこの日に日本で発売されたばかりのM5 Stack Core S3の紹介がありました。

来日記念でクーポンコードもあったのでこの日のホテルで即注文しました。

連休明けの迅速な出荷作業のお陰で思ってたよりも早く到着しました!

というわけで今回はこの Core S3をArduinoで動かしてみます。

動作環境

ライブラリのインストール

まずは今回使用するライブラリをインストールします。

M5StackのライブラリはまだCore S3用のライブラリが登録されてないので、Githubのレポジトリからzipでライブラリのソースをダウンロードしてインストールします。

ダウンロードするソースは以下のレポジトリです。

https://github.com/m5stack/M5CoreS3

https://github.com/Tinyu-Zhao/BMI270_Sensor.git

レポジトリにアクセスしたら、右上の Code ボタンをクリックしてプルダウンの中から Download ZIPをクリックしてZIPファイルをダウンロードします。

ArduinoIDEから Sketch→Include Library→Add .ZIP Libraryでダウンロードしたzipファイルを選択するとインストールが実行されます。

ボードマネジャーをインストール

Arduino IDEFile→Preferencesを開き、以下のボードマネジャーのURLをそれぞれ設定します。

https://espressif.github.io/arduino-esp32/package_esp32_index.json
https://m5stack.oss-cn-shenzhen.aliyuncs.com/resource/arduino/package_m5stack_index.json

サンプルコードを動かす

それではサンプルコードを動かしてみます。

今回は先程ダウンロードしたM5CoreS3のサンプルに提供しているディスプレイにHello Worldが表示するプログラムを動かします。

File→Examples→Basics→HelloWorldを選択するとサンプルコードが表示されます。

ビルドをしていきます。画面上部のポート選択画面のダイアログから Select other board and portを選択します。

ここからビルドするボードとCore S3を接続しているポートを選択します。Core S3は執筆時点(2023年5月)ではボードマネジャー登録されておらず、同じESP32 S3を使っているATOM S3を選択すると書き込みができます。

コンパイル書き込みをして、ディスプレイに「Hello World」が表示されたらプログラムは正常に動作しています。

今回はM5Stack Core S3をArduinoで動かしてみました。

Core S3はインターフェースが豊富で非常に遊び甲斐がありますが、発売されたばかりでライブラリはサンプルも少ないのでまだまだやれることは少ないかなと感じました。

今までCoreを触ったこともないですが、これからゆるく触っていけたらと思います。