Real VNC ServerをUbuntuにセットアップして別のネットワークからでも接続できるようにしてみた

転職して3ヶ月経ちましたが抱えている悩みがあります。

それはオフィスのデスクトップPCに家から接続したい。

出社がメインでオフィスではデスクトップPCを使って作業していますが、リモートワークもすることがありオフィスで作業した内容をコミットし忘れて作業が出来ないという課題がありました。

というわけでこの課題を解消するためにReal VNCを導入して別ネットワークから接続できるようにしてみました。

今回はUbuntuのデスクトップPCでのセットアップ方法を紹介します。

インストール

以下のサイトからReal VNC Serverをインストールファイルをダウンロードします。

www.realvnc.com

以下のコマンドでインストールします。

sudo dpkg -i ./VNC-Server-6.9.1-Linux-x64

依存パッケージをインストールします

sudo apt install libcanberra-gtk*

セットアップ

UbuntuVNC ServerをセットアップするにはReal VNCアカウントが必要です。

アカウントが無いときは以下のサイトから無料で作成できます。

https://manage.realvnc.com/en/

アカウント作成したらRealVNCを起動して画面の流れに沿ってセットアップしていきます。

基本的にはデフォルトの設定で進めればOKです。

これであとは接続するPCにVNC Viewerをインストールして右上からログインを行います。

ログインが完了し、先程のセットアップしたPCと接続できたら完了です。

ログアウト状態からでも接続できるようにする

このまま接続するのはいいのですが、PCを使わないときはログアウト状態が続きます。

Ubuntu 20.04だとデフォルトの設定ではログアウト状態が長続きするとスリープになってしまい、ネットワークも切断されます。

ocg.aori.u-tokyo.ac.jp

そこで↑を参考に以下のコマンドで自動スリープを無効にします。

sudo systemctl mask sleep.target suspend.target hibernate.target hybrid-sleep.target

これでログアウト状態のPCにいつでも接続できるようになります。